夜になるとどこかネガティブな気持ちになりますよね。
ならないとかいう意見は却下します。
そんなネガティブな夜に聞きたくなる曲を集めました。
語り得ぬ事情や、埋まらない空白、そして割り切れない想い。
その「欠落」を抱えたまま歩き続けることは、今日を生きるための、誠実な妥協なのだと思います。
初めて聞いたとき、歌詞の
間違って 傷をつけた手首は
いつしか茶色く汚れてる
という表現に衝撃を受けたのを思い出します。
人としての未熟さ痛々しさをストレートに描いた歌詞を、どうやったらこんなに綺麗な曲に合わせようと思えるんでしょうか……。
なにかを「こうだ」と思った途端に、そうではないと気づくようなもどかしさ。生きるのは面倒くさい。
生きるもどかしさ、面倒くささをストレートに歌った歌。自嘲のため息がこんなに可愛かったらちょっとずるい。
ダメな人の歌です。何故言いたい事や言うべき事を躊躇ってしまうのでしょうね。(作者コメントより)
大きな悩みじゃなくとも、コミュニケーションに一喜一憂する時は誰しもありますよね。
屋上で交差する「別の自分たち」との対話。自分で自分の生きる理由を認められなくなったらどうしたらいいんでしょうね。
※注:もし、死にたいほど辛い気持ちや、消えてしまいたいという思いを一人で抱えているなら、どうか相談窓口(いのちの電話など)へその声を届けてください。
創作者はみんな誰かの作品に殺されながら成長するのです。僕はこの曲を生んだ才能に焼かれて死にそうですが。ただで死んでやるものか。
自分がただの染みに見えるほど
嫌いなものが増えたので
という一節が好きです。自分より綺麗なものへの嫉妬や羨望をどうやって受け入れるかは、人生の大きなテーマのような気がします。
君がそばにいるように ― じょん
悲しみの受容の歌。
自分が生きて、そして老いて死に近づくことを
昨日よりも君の近くへと
と亡くなった大切な人への距離になぞらえて表現するのは、とても静謐で美しいなと思ったのでした。